耳鼻科や小児科において吐き気どめ、眩暈治療剤として処方されることのあるトラベルミンですが、医療用医薬品は小児用量が設定されていません。
このページでは、OTCとして販売されているトラベルミンジュニアの添付文書を参考に小児用量を考察します。
尚、本ページでの小児用量は筆者が薬学的に考察したものです。投与に際しては処方医の意向を確認する等、あくまでも参考程度にされることをお願い致します。
各薬剤の添付文書より有効成分の箇所を抜き出しました。
画像の様にトラベルミン配合錠1錠はトラベルミン・ジュニア2錠分に相当することがわかります。
上記はトラベルミン・ジュニアの添付文書から用法用量部分を抜き出したものです。
先ほどトラベルミン配合錠1錠はトラベルミン・ジュニア2錠に相当するとお話ししました。これらから、トラベルミン配合錠の小児用量は以下の様に考えると良いでしょう。
年齢 | 1回量 |
11歳〜14歳 |
1錠 |
5歳〜10歳 | 0.5錠 |
5歳未満 | 安全性が確認されていないと考える |