現在新型コロナウイルスに有効な消毒方法は、「エタノール消毒液」による方法と「次亜塩素酸消毒液」による方法の2種類です。
適用部位によってこの2種類を使い分ける必要がありますので、それぞれ分けて解説をします。
手指の消毒には「約76%~81%のエタノール消毒液」が有効です。
市販の消毒液はポンプを1回きっちりと押し切った分を使用しましょう。
また、消毒液はこの濃度が重要ですから、薄めることはできません。反対に「濃い方がよい」というわけでもありません。
おすすめは以下です。
在庫が僅少ですが、買い占めをなさらないようにして下さい。
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私たちが触れるドアノブや、机、PCのキーボード、そしてスマートフォンやタブレットの消毒には1000ppmの「次亜塩素酸ナトリウム消毒液」が有効です。
注意点は「漂白作用があるため、柄物の貴重品には注意が必要」です。
また、スプレーボトルで直接対象物に噴霧することは適切ではありません。薬液が対象物にきちんと噴霧されない場合があり消毒が不十分になる可能性があります。また、ミストを吸引すると人体の呼吸器系に影響がある場合があります。
スプレーボトルの薬液をペーパータオルなどに噴霧して対象物を清拭しましょう。
<薬液の作り方>
「ピューラックス」という商品がおすすめです。
こちらは原液が6%ですので1000ppm、すなわち0.1%にするためには60倍に希釈すればOKです。
簡単な希釈法は2Lのペットボトルを用いる方法です。
キャップ1杯がおおむね5mlですのでキャップ6杯~7杯分の原液を2Lペットボトルに入れ、水道水でペットボトルを満杯にして下さい。
そうするとおおむね1000ppmの消毒液が作成できます。
!注意点!
次亜塩素酸は時間がたつごとに分解します。
作り置きせずに必要分を都度都度作成するようにしましょう。
一度作成して2~3日程度は有効です。
金属を消毒した場合は腐食性が有るため10分経ったら水拭きをしてください。
ピューラックスは以下を参考にしてください。
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