クラバモックスはアモキシシリンとクラブラン酸が配合された合剤です。ご存知の通り、アモキシシリンがβ-ラクタマーゼにより加水分解されるのを抑制する目的でクラブラン酸がその抑制剤として配合されています。このクラブラン酸が食事により吸収率が低下することがわかっています。そのためクラバモックスは食事の影響を避けるため食直前指定です。
一方で同一会社より発売されているオーグメンチンに関しても同じようにアモキシシリンとクラブラン酸の配合剤です。こちらについては添付文書に食直前の指定がありません。両剤を比較して見ると以下のような表の通りになります。
オーグメンチン(125SS) | クラバモックス | |
アモキシシリン |
125mg |
600mg |
クラブラン酸 | 62.5mg | 42.9mg |
この表を見ていただくと、オーグメンチンはアモキシシリンとクラブラン酸の比率が2:1なのに対してクラバモックスは14:1になっています。したがって同じ用量のアモキシシリンを投与した場合のクラブラン酸の配合量がオーグメンチンの方が圧倒的に多いため食事の影響を考慮しなくても問題はないということだと推測します。